見えない床下もディンプルや整流フィンで空気の流れをコントロール
最近のトヨタ車はみんな空気の流れをコントロールする「エアロスタビライジングフィン」が採用されていて、40系アルヴェルにもドアミラーとテールランプのサイド部分にそれが付いています。
こんな小さい突起で効果があるのか‥‥‥!?ってくらい控えめで目立たないエアロスタビライジングフィンですが、実は40系ヴェルファイアは、見えない部分に様々な「空力パーツ」が付けられているのです。
その中でも、初めて見た時に「おぉぉぉ~っ!!!!!」と感動したのが床下のこのパーツ。
後輪の内側に左右3枚ずつある「整流フィン」。
前から見るとこんな感じ↓
ちょっとこれ、スポーツカーのリアディフューザーっぽいですよね!?
標準仕様でこんなのが付いてるなんて、それを知った時は「そこまでやるか!?!?」って感じでシビれましたね。
その他にも、床下が全体的にフラットにカバーされているのですが、そのフロント部分を見ると‥‥‥
このように沢山のくぼみが付けられているのですが、これはゴルフボールのディンプルと同じ空気抵抗を減らす効果を狙ったものであると、開発者の方のインタビューか何かで読んで知りました。
そしてリアのタイヤハウス内側にはこんな斜めの突起が。
これも回転するタイヤが起こす空気の流れを外に吐き出す効果を狙ったもののようです。
こういった空力パーツはコンピューターによるシミュレーションと風洞試験などの結果で位置や形状が最適になるよう設計されているんでしょうね。
‥‥‥なんだか最近、HONDA車でギザギザの「シェブロン」を付けると空気抵抗が減るとかで、またまた「自作マニア」の諸氏が頑張っているようですが、「カッコ悪い」と「逆効果」の二重苦にならないよう注意してくださいねwww