【その2】OBDコネクタやUSB入力端子に変な機器（？）を繋ぐとECUが壊れる！？
これもTVキャンセラーの話と似ていますが、OBD接続端子にレーダー探知機等を接続していると、やはりECUが壊れて修理に100万以上かかるというウワサや、USB入力端子に機器を接続しても同様にECUが壊れて修理に100万以上かかる、という情報を流している方がいるようです。
まぁこれも、インパクトのある記事や動画でアクセスを集めようという魂胆（？）で書かれているものの一つと言っていいと思いますが、あながち「ガセネタ」と言い切れない部分もあります。
OBDに外部機器を接続することについては、確かにECUのエラーに繋がる可能性が心配されますが、取扱説明書を調べても「外部機器を接続しないでください」という記述は見られず、実際に私はレーダー探知機を接続して車両データを表示させていますが、トラブルは起きていません。
ただし、乗らない間も接続したままにしておくと常時電流が流れている状況のため、補機バッテリーが上がってしまう恐れがあり、実際に私も補機バッテリーが上がって焦ってしまったことがあります（この件については今後新たな記事で解説する予定です）。
もう一つの方、USB入力端子に接続する機器に関しては、私が最初に接続していたSDカードリーダーが原因でいろいろ不具合が出ていて、ちゃんとしたカードリーダーに替えたら不具合はすべて解消されたのですが、音楽の再生に関するトラブル（再生中の曲が突然変わってしまったり、曲送りなどの操作ができなくなる）だけで、クルマの他のシステムにエラー等が出ることはありませんでした。
しかしこれは、カードリーダーを変えた結果不具合がなくなったのでそれが原因だとわかったのですが、原因が特定できるまでの間はOBDにレーダー探知機を接続しているせいで不具合が出ているのかも知れない、と疑心暗鬼になってしまった時期があり、本当に変な機器を接続するのは怖いな‥‥‥とつくづく感じています。
外部機器を接続したせいで何か不具合が出たとしても、それが原因でECUが壊れて修理に100万以上かかる、などということはあり得ないと思っていますが、今までのクルマと違って変な機器を繋ぐと予期しないトラブルが起きる可能性はあるのかな、という気はしています。
やはり、一昔前のクルマのようにDIYで電装品を取り付けるのはやめておいた方が無難でしょうね。