老朽化が進んだ現在の店舗付住宅からの脱出
1997年に現在の店舗付住宅(中古で購入)に引っ越してから27年が経過し、築年数が40年を超え老朽化が目立ってきたので、5kmほど離れた場所に引っ越して、そこから現在の作業場に通勤する生活を始めた。
約40年前に千葉県松戸市で小さな店舗付住宅を中古で購入し、それまで5年ほど勤めていた会社を辞めて自分の店(というか作業場)を始めた時は「自宅イコール仕事場」という環境に憧れていてそれを実現できたのだけど、仕事に追われると何週間も自宅兼仕事場に閉じこもってしまうことがあり、最近は逆に「通勤のある生活」に憧れるようになっていて、つくづく人間というのは勝手な生き物だと思ってしまう。
まぁ、通勤するようになれば新型ヴェルファイアに毎日乗れる、ということもその要因の一つなのだが。
そんなわけで、今年に入ってから新たな住居を探し始め、いい物件(またまた中古だが)があったので70歳間近だというのにローンを組んで購入してしまった。
昨年末に新型ヴェルファイアを買ってなければローンを組まずに済んだのだけど、素晴らしいクルマを手に入れることができたのだからまったく後悔はしていない。
そして数日前から引っ越しに取り掛かったわけだが、老夫婦二人で引っ越し業者に依頼せず何日もかけてヴェルファイアに荷物を積み込んで少しづつ運ぶのだけど、やはり何度やっても引っ越しというのは大変な作業で、もう二度と引っ越しなどしたくないと思ってしまう(まぁ年齢的にも次は老人ホームかな!?)。
そんな中でも、冷蔵庫やキッチンテーブル、ベッドなどは新品を購入して配送してもらったが、洗濯機は最近買い替えたばかりなのでそれを旧宅の2階から運び出して新居へ運ぶのが最大の難関。男二人がかりでも狭い上に急な曲がりがある階段は大変なのに、それを私一人でやろうというのだから、普通の方法ではムリだ(カミさんは非力なので戦力外www)。
そこで、こんな運搬具を用意した。
これに洗濯機を載せて、階段を一段ずつゆっくり降ろしていけば私一人でもなんとかなるだろう、と思ったのだが‥‥‥
一人でこの階段の「直角コーナー」を降ろすのはもう困難の連続で、汗だくになりながらなんとか無事降ろすことができ、その後ヴェルファイアに載せて新居に移動することができたのだけど、もう疲れ切ってしまい、ヴェルファイアに積んだ写真を撮ろうと思ってたのにもうそんな余裕はありませんでした。
そんなわけで、洗濯機を設置し終えて(マンションはエレベーターで運べるので楽勝だった)、役目を終えた運搬車だけを積んだところしか撮れませんでした。
この他にも荷物をまとめて運ぶためにこんなのも用意しておいた。
手前にある小さいカートは以前からあったものであまり役に立たなかったけど、その奥にあるアウトドアカートは大活躍してくれた。
というわけで、老夫婦二人での引っ越しもとりあえず一段落し、あとは時間をかけて少しずつ小物を運んでいく感じ。なんせ旧宅もそのままで明け渡す必要がないので、時間をかけて通勤の帰りに少しずつ荷物を運んで行けるのはすごく楽な引っ越しなはずなのだけど、それでもやっぱり引っ越しはもうしたくない、というのが偽らざる心境ですね。