エグゼクティブラウンジか、Z Premierか‥‥‥
車種はヴェルファイアに決定し、次はグレードの選択だが、ここで私は大いに悩まされてしまう。
ヴェルファイアのグレード設定は、最上級グレードの「エグゼクティブラウンジ」とその下の「Z Premier(プレミア)」の2種類のみなのだが、その装備品(オプションも含む)の違いが私にとっては大問題となってしまったのだ。
そう、30系ヴェル様の「JBLプレミアムサウンドシステム」の見事としか言いようのない素晴らしい音作りを体感してしまった身としては、もう「豊かなカーライフ」に「上質のサウンド」は不可欠。今回もJBLを‥‥‥と思っていたのに、なんとそのJBLプレミアムサウンドシステムはエグゼクティブラウンジには標準装備となっているが、Z Premierにはオプション設定さえもないのである。
もうJBL無しのカーライフは考えられなくなってしまっている私は、ここで一旦エグゼクティブラウンジを選ぶことを考えてみたのだが‥‥‥
「2列目シート重視」のショーファーカー的要素の強いエグゼクティブラウンジは、私にとっては無駄に豪華すぎる「無用の長物」であることはどう見ても明らか。身分不相応でまさに「猫に小判」「豚に真珠」である。
だが、良いサウンドのオーディオシステムは私にとっては絶対必要だし‥‥‥と、大いに迷っていたところ、Z Premier向けのこんなディーラーオプションを発見した。
おぉ、これは良さそうじゃないか!?
まぁこの動画は俗っぽい感じになっててイマイチな内容だが、このオーディオ自体はヤマハの”音職人”が車種ごとに音響チューニングしているという点がとても評価できるし、専用8chアンプとドアウーファーとセットなので、これならJBLに対抗できる上質のサウンドを奏でてくれそうな気がするではないか。よし、このディーラーオプションも追加することにしよう。
これで悩みは解決したかと思えたが、オーディオに関してはもう一つ大きな問題があった。
それは、CDプレーヤーの設定がエグゼクティブラウンジのみ(それもオプション)で、他のグレードにはオプションでも設定されていないこと。
「CD世代」の古い人間(?)である私にとってこれは由々しき問題ではあるが、これに関しては外部入力でCDを聴く方法も探せばあるだろうし、おそらく30系ヴェル様のオーディオシステムでCDから録音したSDカード(CDをかけると自動的にSDカードにMP3ファイルで録音され、その後は「SDRec」ソースから選択・再生できる仕組み)をカードリーダーで繋いで聴けるだろうと思われるので、まぁなんとかなりそうだ。
これで車種とグレードは「ヴェルファイアのZ Premier」に決定した。
そして最後の選択、エンジンや駆動方式をどれにするかという問題だが、これはさほど迷わずに済みそうだ。